耳鳴りと低音難聴
キタランは、2013年6月12日ごろから右の耳鳴りと低音難聴に襲われました。その最も大きな原因は、ヘッドフォンが考えられると思います。 耳鼻科に行き、薬を飲み少しずつ回復していますが、薬を飲んでからも、なぜ難聴が起こったのか、なかなか、原因がつかめず、2度ほど再発しました。 そして、先日、帰省した時、母から「ヘッドフォンで音楽を聞くから難聴が起こるんだ」と言われて、はっと気がつき、インターネットを調べたら、 ヘッドフォン難聴に関する記事がたくさんあることを知りました。その後は、できるだけ大きな音を聞かないよう注意をしています。 ヘッドフォンを使い大きな音で音楽を聞く方は、特に、注意をしたほうがいいと思います。 正式な病名は、はっきりしませんが、「急性低音障害型感音難聴」ではないかと思います。 その後、耳鼻科の医師が書いた「耳の不調」に関する本を購入し、「動脈硬化と騒音」により耳鳴りや難聴が起こるという事実を知りました。 詳しくはわかりませんが、動脈硬化の原因は、血のめぐりの悪化であり、「血のめぐり」の悪化は、「冷え」が原因で起こるようです。
経過
キタランは、5年ぐらい、ヘッドフォンなしで、サイレントギターの比較的小さな音を聞きながら練習をしていた。
- 2013年4月27日、CG182Sというクラシックギターを買い、これ以降、生ギターを使うようになる。 生ギターの音は、サイレントギターに比べると10倍ほど大きいらしい。
- 5月12日頃から、ICレコーダを使って生ギターの音を録音し、ヘッドフォンを利用して比較的大きな音で、 1か月間ほど(1日平均1時間ほど)、録音したギターの音を聞き続けた。
- この結果、6月12日から、耳鳴りと低音難聴が始った。
- 6月24日、耳鼻咽喉科に行き、薬(@メチコバール Aアデホスコーワ Bポノフェン)を飲み始める。
現在は、生ギターを使わず、サイレントギターで練習をしているためか、薬を使わなくてもひどい難聴は起きていないが、 今後のどのようになるのか全く分からないのでとても不安。今もかすかな高い耳鳴りは続いている。
- 7月13日、軽い低音難聴が起きたので、薬を飲んだ。
- 10月29日、難聴は殆ど起きないが、小さな耳鳴りと耳の違和感が時々起きる。
- 2014年2月現在、生ギターの音を聞いても難聴は起きないが、かすかな耳鳴りは時々ある。
- 2015年11月、進藤さんの勧める「冷えとり」の効果の為か、ここ1年ほど難聴と、ひどい耳鳴りは全く起きていない。
症状
低音難聴は、起こっても治ってしまい、また、1日ほど経過すると再び起こり、繰り返し起こった。今思えば、 特に、大きな音を長く(30分以上)聞くと低音難聴が始まると思う。 難聴は、はじめ、耳鳴りから始まり、耳の閉塞感や圧迫感を生じ、徐々に聞こえなくなる。耳鳴りには、以下の3つの音がある。
- 高い音(8〜10KHz付近)の耳鳴り(シーという音)。
- 中程度の音(1KHz付近)の耳鳴り(ピーという笛のような音)。
- 低い音(100Hz付近の広帯域)の耳鳴り(ゴーという風のような音)。
音がするとその音に反射して一時的に耳鳴りが増え(エコーがかかったような音)、音を聞くとふらつきを感じる場合もあり、 何とも言えない不快感を生じる。そして、6時間くらいかけて低音が聞こえない状態になり、さらに6時間くらいかけて徐々に回復してくる。 低音難聴を起している間は耳鳴りはおさまっている。 症状の起因となる大きな音は、@ヘッドフォンの音、A生ギターの低音、Bテレビやラジオの大きめの音が考えられる。
原因
低音難聴を起した原因を総合的に考えてみました。勘違いしているものや、他にもまだあるかもしれいが載せておきます。
- ヘッドフォンで長い時間、音楽を聞くこと。
- ギターの生音。
- 血流の悪さ(肩こりや動悸)。
- 栄養素の過不足(ビタミンB12不足)。
- 体調不良(貧血または風邪)。
若いうちは、特に、問題ないと思いますが、50歳を過ぎると、ヘッドフォンに限らず、大きな音で長時間、音楽を聞くのは耳によくないようです。 それほど耳は、デリケートにできているようです。
対策
低音難聴を改善するために実施した内容。
- ウォーキング(已実施済み)。
- 毎日食べていた卵を半分に減らした。
- しじみの佃煮を食べるようにした。(ビタミンB12補給)。
- 落花生を食べるようにした。(セロトニンを増やすため)。
- 毎日5g程とっていたバターをやめた。
- 冷えとり(腹八分と頭寒足熱)。
作成:2013/07/11 修正:2014/03/02